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世界の造り
この世界には天使の生まれ変わりが存在する
永遠の命は神だけに与えられたものであり神の使いである天使にだって限られた命がある
しかし天使は人間や動物達よりも遥かに長い寿命で人間達よりも早く死ぬ事も無いし高い位の者になれば永遠に近いような長さの寿命を神から授かる
ただの天使が死んでも生まれ変わりにはなれないが偉業を成し遂げた者は天使の高い身分や低い身分に関係なく寿命を使い果たしたとしても神が新たな命を授けてくれる
神は偉業を成し遂げた者には無限の愛を下さり生まれ変わり後もその愛は変わらずその者に注ぎ込まれるだから天使の生まれ変わりがいる国は栄え繁栄するため国では国王と同様に大事にされる
天使の生まれ変わりが産まれてきたのは過去に3回だ
ある者は多くの人間を救ってきた者
ある者は魔法を創った者
ある者は人間に試練を与え人間を成長されていた者
しかし、天使の生まれ変わりがいるのだから対に悪魔の生まれ変わりも存在する
悪魔のトップに君臨しているのは魔王。
魔王は神のように永遠の命を持っており神とは対局にいる存在だった
神が右に存在するなら左に魔王
神が命を操るなら死を操るのが魔王
神が全てのものを平等に扱うなら不平等に扱うのが魔王
そんな魔王が生まれ変わりを選ぶのは魔王が最も贔屓にしていた悪魔だ
悪魔の変わりが産まれてきたのは過去に3回
ある者は頭が良くて贔屓にされていた者
ある者は最も多くの人間を殺して贔屓にされていた者
ある者は顔が綺麗で贔屓にされていた者
悪魔の生まれ変わりは天使の生まれ変わりとは違い災いを齎す
悪魔の生まれ変わりがいる国は大地は枯れ果て不幸が訪れる。
しかしそんな悪魔の生まれ変わりを殺そうとも悪魔の生まれ変わりを殺したものには呪いが掛かる
昔、2回目の悪魔の生まれ変わりが産まれた国は作物が枯れ果て川の水も汚染され国王が病にかかっていた。それもこれも悪魔の生まれ変わりの子のせいなので国の住民たちは生まれたばかりの悪魔の生まれ変わりを嬲り殺しにした。
その日の夜、国の人達は黒い煙に包まれ人々は人間の理性を失いただの野生の獣になってしまった。
黒い煙は朝日が登ると消えていって国の人々はまた理性を取り戻し人間に戻ったが一夜で国の半分もの人が国の人々に殺された、生き残っていた者は罪悪感や悪魔の生まれ変わりを殺した後悔でいっぱいだった、そんな中、一人の女性が首を切って自害しようとしたが死ねなかった。
首を切った激痛はあったが傷は塞がり残ったのは痛みだけだった
国の人達は悟った。
悪魔生まれ変わりは殺してはいけなかったっと
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