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花嫁役をやった御門凪は第三部隊では多才で、シナリオ制作や、演出もするため、芸術部隊にも籍がある。
性格があまりに子供っぽく、昇格させてやることができないのが塔吉郎の悩みの種だった。
被害者だった君崎真琴は助かった途端、緊張の糸が切れてしまい、最近では食事もとれずに滾々と眠るようになった。
そのままでは死んでしまうので、ブルーフェニック医療部隊が三年間のサポートに入った。
真琴は意識がないわけではない。
彼女が起きている時に塔吉郎が話を聞いてみたところ、子供の頃ペットシッターに憧れていたらしい。
塔吉郎が彼女にブルーフェニックスの中のセラピー犬育成係の存在を知らせると、彼女はなりたいと言って喜んでいた。
医療部隊の次は社会復帰サポートが活躍しそうだ。
(終わり)
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