雪降る世界

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『つららです。
今日は庭にでっかい本物の氷柱ができてたので、写真貼っときます。
雪ちゃん、誕生日おめでとう！
そして、ニットちゃん、受験大事だけど無理しないでね。
二人がリア友について書いてたので、私も。
私は小学校のときから、友だちはそれなりにいるんだよね。
友だち関係のストレスもそんなにないかな。
みんな、おっとりしてる。
私たちの学年は、地域でも落ち着いててお行儀がいいって言われてるんだよね。
ただ、思うことがある。
私、こう見えて優等生だったりします。
成績はわりと上のほうだし、ピアノがそこそこ弾けるのもみんな知ってるから、友だちからも先生からも他のお母さんたちからもすごいねすごいねっていつも言われる。
それは、ありがたいんだけど、でも私ベアフル狂いじゃん？
ベアフルに狂乱してるところとか、みんなには見せたことないかも。
あと、やっぱりすごいねって言われるのもなんだか嫌になっちゃうときがあってさ。
生まれつきすごいんじゃないんだよ。
上手くなりたくて、命削ってピアノ練習してんだよ、って思ってしまう。
だから、ここに貼ってるピアノのアレンジ動画も学校の友だちには見せたことがないよ。
そういうところは、なんか雪ちゃんに共感できる。
あ、もちろん、このブログも学校の友だちには教えてないしね。
でも不思議。
雪ちゃんやニットちゃんにすごいねって言われると、素直に受け止められるっていうか、努力を認めてもらえてる気がする。
私もね、二人の世界が好きだよ。
文学少女雪ちゃんの幻想的な言い回しも、映画少女ニットちゃんの淡々とした映画レビューも。
だから私もここでは音楽少女でいられるのかな。
二人にはもっと私を知って欲しいって思うし、もっと私のピアノを聴いて欲しいって思う。
それに、もっといろんなこと話したいって思う。』