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そこからスタートで、心を開くのが得意ではない私は、何か打ち解けにくいわーと思いながらも交際を進めた、一応。向こうの家で鍋しようということになって、スーパーで食材買って、調理していたら、白ネギの「緑の部分」を捨ててるとこ見てゲンナリ。私の誕生日が近くてまた高価なイヤリングを用意されていたことでゲンナリゲンナリ。白ネギの緑の部分を捨てるのは、実家が農業しているから見過ごせなくて、「捨てるんですか。」って聞いたのだけれど。そしたら「美味しくないって聞いたので。」だそうで。「鍋でもすき焼きでも美味しいですよ。」って言ったら、「そうなんですね。」と言われてそのままだったんですよ。いやいや、いやいやいやいや・・・・・・となって。この調子で結婚しても頑固なままの人なんだろうなと思って、別れを決めた。まあイヤリングに関しては、見方を変えれば、「高価なものは困る。」と伝えていなかった私が悪いという話なんだけど。
嫌になって、翌々週に呼び出して、プレゼント2点を返却、別れを告げましたっていう。男女4人に話したら、「プレゼント返すなんてひどい女」、と3人に言われた。残りの1人は高校の同級生で、そのねぎの人と別れる直前にたまたま18年ぶりに連絡取って再会し、「早く物返して別れて俺と付き合いなよ」と言ったのが今の夫。そう考えると、やっぱり私はひどい女かもしれない。当時はそうは思ってなかったんだけどね。
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