不倫なんて絶対しない

２． 結婚と現況（７月１６日）

　その夫も実家から離れて住んでいたので、さらに地元から離れて暮らすことになった。今までは程よい距離感で生活していたのに、残念。夫と付き合って２か月ぐらいの頃に結婚しようと私から言っていた。夫の仕事に対する責任感、ぐちぐち言いながらも社畜なところが好きだった。その辺りから夫は在職中に転職活動を初めて、半年弱で転職先を決めた。「転職するなら地元で良くない？」と何度か言ったのだが、今の街がお気に入りなのと、転職活動で地元戻るにはお金がないらしい。本当にお金がないらしい。（大事なことだから2度言う。）奨学金の支払いがあるのはわかる。仕方ない。ん？今はない車のローンもあるの？あと３年？謎謎―。家以外でローン組む人の気が知れない。貯金はほぼゼロで、カードの支払いのときに引き落としを気にしている。割に節制してないしローンは組む。そら貯金ないわなー。

　私は結婚退職と同時に教員から足を洗いたいと思っていて、３月末退職、４～６月に一人で旅行しまくって、７月くらいから技術職（未経験可の教育制度ありの）正社員でどこかで働けないかと軽く考えていた。4月頭に大体の氏名変更の手続きを終えて、さあ知人・友人を作るぞ！と意気込んでいたのだが。２０２０年度前半は時期が時期で、イベントごとは全て中止。求職に関しても、４月末にかろうじてあった職に応募したら「コロナで未経験者の採用縮小するので」という３４歳未経験に優しい文言でお祈りされた。(本音だと、「そんな年齢で未経験とか採用するわけねーだろ」って言われそう。)　こんな中でもあったのがアウトソーシング（技術派遣）だ。正社員で技術派遣、を売りにしている。未経験でも大丈夫って、それって技術派遣なの？と思いながらも、まあ働きながら勉強する時間も取りやすいかと思ってそちらに８月から飛び込むことにした。入った後に、正社員になるのは派遣先次第だとか、本当に数人しか正社員はいないとか、色々なことがわかって、年度末には転職しようと心に決めたわけだけれども。働き始めて、国保の支払い16,540円と、健康保険3万円程度、住民税2万5千円程度の支払いが無くなったのは大変助かった。失業手当が月に17万円程度。そのうち10万円は生活費で入れているからな。え、計算しちゃった？つまり他に自由に使えるお金は貯金しかないってことだわ。