A PLOT 陰謀 -14-

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(その頃、自宅に戻った希樹は・・・。)    さぁ、涼のこと、どう料理しようか!   まだ涼を追い詰めるのに、時間はたっぷりとある。  じっくりと考えて奈落の底へ落してやるわ。  そんな風にお腹の底では考えつつも、表向きは彼に対して 今まで通り接して暮らす希樹だった。  そんな希樹の暮らしの中に小石を投げ掛けてきたひとりの 女がいた。それは突然に・・・。  私の携帯に知らないアドレスからのメールがきた。    「自分は涼と愛し合ってる。  それなのにアンタが涼に無理やりしがみ付いて離れない から・・彼困ってるの。  早く私と一緒になりたいのにあなたが離婚に応じないから。  我儘で自分の気持ちを押し付けるばかりしないで早く彼を 自由にしてあげてちょうだい。  彼はやさしいからあなたに押し切られてるの。  一度私と会って話しを聞いてほしい。  そんなとんでもないメールが知らない女から届いた。
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