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甘い大きな花の中で裸で蜜をなめている紀子。
不思議な場所ね。ここからどうやったら
出られるのだろう。花はとても大きくて
よじ登る事も出来ない。でもこの蜜も
とっても美味しいから別に逃げなくてもいいかと
呑気な気分。もっと蜜を舐めたいな~っと
思っていると突然花が消えて落下していく
どさっと落ちた。
いてて…。っと目が覚めた。
あ…夢だったのか…。
紀子は素っ裸。ベッドから落ちたようだった。
部屋は薄暗い。私…何してるんだろう。
頭がボーっとする。
「起きた?」っと向こうから人影が。
あ…そうだ あきらさんだ…。
怖い…このまま閉じ込められちゃうのかも…。
「帰りたい…」っとのりこは言った。
「ずっとそばにいて欲しいのに帰っちゃうの?」
心臓がどきどき…。身の危険を感じる。
どうすればいいんだろう…。
っとあきらの携帯が鳴った。
「はい…え?…分かった今から行く」
「のんちゃん…今日はこれでおしまいにしとくよ。
急いでシャワー浴びて服着替えて」
帰れるって事で嬉しくて紀子は急いでシャワーを浴びて
服を着た。
「忘れ物ない?」
「はい…」
「キス忘れてるだろ?」
そういうと紀子にキスをする。
「またしようね今度はもっと激しく抱いてあげる」
「・・・(え…私やっぱり抱かれてしまったんだ…)」
待ち合わせた場所まであきらは紀子を送ると
サングラスをして「じゃあね」と去って行った。
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