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あ~なんだか頭が凄く痛い…。
吐き気もする…なんだか気分が悪すぎる…。
ふと鏡を見ると紀子は愕然とした…。
きゃーーーーーー!
体がすり替わっていた。
桃子からLINEが来た。「成功したわ!じゃあ
作戦決行ね!待ち合わせましょ」
二人はあきらと会う約束の一時間前に待ち合わせた。
スマホもお互い交換した。
律儀な桃子は契約書を書いてくれた。
必ずスマホを返しますだとか諸々。
どうか撃退してくれと紀子は心から願った。
紀子にすり替わった桃子はルンルンと
待ち合わせ場所へと向かって行った。
「じゃあ任せてね」と。
「のんちゃん」っとあきら。
「は~い♥あきら逢いたかった♥」
あきらは少し戸惑う。
「そ、そうか…」そういうと手をつないで歩きだす。
こないだの怪しい個室へと連れて行かれる桃子
(見た目は紀子)
桃子は興奮した。ついにあきらに抱かれる日がきた!!
今日はあきらは例の飲み物は用意しなかった。
なぜなら抵抗せず紀子がついてきたし
べたべたとくっついてくるから
飲み物を飲ませなくても良いかと思ったから。
あきらは二人きりになると紀子を抱き寄せキスをした。
桃子は興奮した。あ~蕩けそう♥桃子も積極的に
激しくキスをした。
「のんちゃん♥今日は積極的なんだね♥
益々惚れちゃうよ♥」
「あきらのキス凄く好きよ♥大好き♥もっとして♥」
のめり込むように二人は激しく抱き合った。
「のんちゃん…たまんないよ♥凄くエッチだね今日は」
「もうこのままずっとそばにいたい♥」
「いいよ♥俺も離さないからね」
そういうとぎゅーっと抱きしめた。
「幸せ♥」
あ…私に戻ったわ っと紀子。
きっと今頃…。
「あきら♥」
「…え???え?の、のんちゃん??うわ…嘘だろ」
「ふふふ、やっと望みが叶ったわ」
「うわーーーー…なんてこった><;悪夢だ…。
どうしてだ なんでこうなったんだ…」
あきらは発狂した。何がなんだか分からない。
紀子は桃子?!
紀子へはもうあきらからLINEは来なくなった。
イケメンには罠がある。もう騙されちゃダメと
紀子は思うのだった。
終わり
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