時を超えて

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俺も好きだよという言葉がずっと心の中でこだましている。 「あ、そうだお土産渡すね」 っとカバンからキーホルダーを出す。 「自由の女神!」 「うん!ニューヨークといえばねw」 「有難う!大事にする~!」 「俺も同じの持ってるからね。」 「そうなんだ。嬉しい!…ねえ、ところでどうしてニューヨーク に行こうと思ったの?」 「何か色んな夢が叶うイメージを勝手に持ってて 俺もニューヨークに行けばすごい夢を実現できるかなって 単純に思って移住したんだ」 「そうなんだ。大胆ね!英語ペラペラでしょ」 「ま、まあねw」 っとじゅんのスマホに着信が…。 「ごめん」と言うと彼女からのようだ…。 英語で話しだした。じゅん君本当に英語ペラペラだ・・・カッコいい。 ジェスチャー交えながら何か激しく言い合ってるようだ。 時折ののかの方を見てもう少し待ってねというような仕草をした。 ののかはぽーっとそんなじゅんの事を見つめた。 カフェオレがもうなくなってしまった。 じゅん君がくれたカフェオレだから普通のカフェオレとは違う。 とても美味しいカフェオレに感じた。 このキーホルダーもじゅん君が選んで買ってきてくれたんだ。 私のためにわざわざ。その気持も凄く嬉しい。 「ごめんね、おまたせ…」 「喧嘩?」 「うん…。なんか…振られちった…。ののか…慰めて」 そういうとののかの膝に顔をうずめた。 胸がドキドキ、キュンとした。 さっき再会したばかりなのに…。
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