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ほろ苦い思い出…
それはある秋の午後でした。
母と弟とさとし君と四人で温泉プールに遊びに行った。
たまたま無料チケット四人分をもらえたから
さとし君も誘ってあげたのでした。
弟がウォータースライダーやりたいと母と
行ってしまい、「さとし君頼んだわね」と母。
れんはニヤニヤとさとしの方を見ていた。
さとしはかすみの手を握った。
「あっちいこ?」と洞窟のようなひとけの少ない場所へ
誘導した。平日だからか(無料チケット配るくらい
過疎っていたのだろうか)空いていた。
中は真っ暗で天井が星空のようになっていた。
「キレイだね~ここ」
「本当の星空の下でかすみさんと二人きりになれたらな~…」
かすみはドキッとした。
「こないだの続きしよ?」とさとし。
(だ、大胆…///)
返事を言わない間にさとしはかすみに抱きついた。
(頭の中はまだオコチャマな感じね…)
かすみはさとしにキスをした。
久しぶりのこの感触…。
二人は夢中でキスをした。
かすみは体が熱くなってきた。
さとしの手を胸に当てた。
「おっぱい触りたいんでしょ?触っていいよ」
さとしは照れながら「やった~!」と言い
何を慌てたのかかすみの水着の中に手を入れ
直接おっぱいを触った…。
「さとし君のエッチ///でも…気持ちいい。
もっと激しく触って…」
かすみの下半身もウズウズとしてきた。
「おっぱい舐めて///」
「え///は、はい」
かすみはビキニをハラリと外した。
柔らかそうなおっぱいがあらわになった。
(願ったり叶ったりだ…)っとさとしは思った。
柔らかいお餅のようなかすみのおっぱいを
さとしは思う存分堪能した。
「さとし君…気持ちいい。凄く上手ね」
「ママのおっぱい以来だよ…女の人のおっぱい吸ったの」
「あはは、そりゃそうよね」
気持ちがいいこの感覚…でも何か物足りない…。
まだ未熟だから…でも、した事もないし…。
さとし君はまだ子供だし…。あ~不完全燃焼だ…。
「かすみ~さとし君どこにいるの?」っと母の声が
聞こえてきたのでかすみは慌ててビキニをつけて
声のする方へさとし君の手を握って戻った。
その後はふつうに四人で楽しく過ごしたという思い出…。
そんな事を数年ぶりに思い出した。
もう…さとし君も今は大学生か。
会いたいな…。でも、彼女居るだろうな…。
「かすみ~、悪いけど牛乳切れちゃったから
コンビニまで買いに行ってきてくれない?」
「は~い」
コンビニ行く位だしとかすみはラフな格好で家を出た。
白いVネックのニットに短パン姿。
牛乳牛乳っとあったあった。
レジに行く。前の人がたくさん買い込んでいて待っていると
「こちらのレジどうぞ」っと男性店員さんが声をかけてくれた。
っと店員さんの名札「長谷川 聡」・・・・!!
(きゃ///さとし君だ…すっかり背も高くなって
髪も茶髪にして今どきの大学生って感じだ。
声かけたいけど仕事中だもんね…)
「おつりどうぞ」っと手が触れそうになった時
どきっとして思わず床に落としてしまった。
かがんで落ちたおつりを拾ったかすみ。
照れながら小走りでコンビニを出た。
「ありがとうございました。またお越しください」
(やべ…かすみさんだよな今の///相変わらずおっぱい
凄かったな…。谷間ばっちり見えちゃったし。
もう…結婚しちゃってたりして…)
「牛乳買ってきたよー」
「有難う」
「かすみ~お風呂沸いてるわよ、入っちゃいなさい」
「はーい」
お風呂の中でかすみはさっきのさとし君の事を思い出して
ムラムラした。さとし君かっこよかったなあ…。
私なんて年上だし、興味ないだろうな。
きっと可愛い彼女いるだろうし。
あの時みたいに甘えて欲しいな…さとし君…好き…。
一方仕事上がりのさとしもかすみの事を思っていた。
会いたい…。かすみは気がつくとさとしの事を思っていた。
さとし君今何してるかなー…。ふと女の子と仲良くしてる
姿を想像して気持ちが萎えていく。
私の事なんて眼中にないかもしれないし
馬鹿みたいだね私…かすみは落ち込む。
でも、さとし君以外の男性には時めかない…。
諦めようと思うのに…また火曜日に行けば
さとし君に会えるかもしれない…。
そう思うと火曜日の夜、またコンビニへと行くかすみ。
「いらっしゃいませ~」昔からいるおばちゃん
店員さんがいた。あれ…さとし君は…?
取り敢えず何かめぼしいもの探そう…。
適当に商品を選んでレジへ。
「おばちゃん…今日は長谷川君はシフトに入ってないのですか?」
っと思い切って聞いてみた。
「長谷川くん?今日は入ってないわよ。私だけよ。
何か伝えておきましょうか?」
「あ、いえ、大丈夫です^^;」
「そ、そう^^;まあ大学も忙しいのかもしれないわね。」
「そうなんですね。ありがとうございました」
「こちらこそ^^また来てね~」
「また来ます^^」
あ~…残念。コンビニに行けば会えると思ってたのに…。
重い足取りで家路に向かっていた。
ふと空を見上げると満月だった。
近くの公園、誰も居なかったしベンチに座って
買ってきたレモンティを飲みながら満月を眺めた。
さとし君に会いたい…そう思いながら。
そろそろ帰ろうかな~っと立ち上がろうとした時だった。
「そこにいるの…かすみさん?」っと さとし君だ!
「は、はい!かすみです///」(きゃ~///願いが叶った!)
「さっきコンビニに寄ったらかすみさんが俺の事
探してたって聞いたからかすみさんちに行こうかなと
思っていたんです」
「そうだったのね^^;おばちゃん伝えてくれたんだ…///」
「隣座っていい?」
「あ、どうぞ^^」
「なんか嬉しかったです…俺も先週かすみさんと久しぶりに
会えて嬉しかったんだ。また会いたいって思ってたからさ」
「え…///ほ、本当に??わ、私に?」
「うん!だ、駄目…ですか?」
「私も…さとし君に会いたいって思ってた。だから…
また会えるかなと思って…」
言葉を遮るようにさとしはかすみにキスをした。
!!!
「ずっと昔からかすみさんの事が好きでした!でも…かすみさん…
お手」
「お手?」言われるままに手を差し出す。
「反対の手も見せて」
「はい」
(指輪はしていないか…いや、家に置いてるかもだしな)
「かすみさん…もう結婚してるよね?…こんなに魅力的だもん…」
「え??いやいや、まだ独身だし彼氏もいない…ずっと。
今まで付き合った人は居ないわ。だって…私さとし君にしか
ときめかないんだもん…」
「え?そうなんだ?俺も…同じく…かすみさん以外の女性に
ドキドキしなかったから。告白されてもずっと断ってきたんだ。
いつか…かすみさんと付き合えたら良いなって思ってた。
じゃあ…俺と付き合ってください!」
「うれしい…お願いします!」
「やった~夢が叶ったぜ!かすみゲットだぜっ!」
そう言いながらさとしはかすみをギュッとハグした。
さとし君いい香り…///すっかり大人の体格になってる…///
かすみさん胸のボリュームたまらん♥今すぐ食べたい…。
「さとし君…さっきみたいに、私の事呼び捨てで呼んで^^」
「お、おう…かすみっ」
「きゃ///」
「呼び捨て好きなんだ?」
「うん///大好きなさとし君に呼び捨てされるからいいんだよ♪」
「そっか♪ なあ、かすみ 今週末空いてる?」
「うん!空いてるよ^^」
「デートしよ♥」
「うん!しよ♥」
「やった~!楽しみ(^_-)-☆」
「私も(#^^#)」
「あ、そうだ!LINEしてるよね?交換しよ」
「うん!そうだね!」
二人はLINEもつながった。
「じゃあこれからはいつでもLINEして。
既読にならない時は講義中とかバイト中だから」
「了解^^」
「そろそろ家に戻らなきゃじゃね?w」
「そ、そうね^^;結構時間たってる…」
「家まで送るね」
「有難う^^」
そういうとさとしはかすみと手をつないだ。
かすみはすきをみてさとしにキスをした。
「かすみさんだいた~んw」
「だって~キスしたりないんだもん…」
「今度のデートで一杯しようね♪」
「うん!…キスだけで…いいの?」
「…///えっと…もっと色々したいな♥」
「正直者w昔の事覚えてるもん…さとし君ませてたもんねw」
「…恥ずかしいなあの時の事覚えていたんだね。俺も覚えてる。
だから…忘れられなかった。あの頃は未熟だったから…
かすみさんを満足させてあげれなかったから心残りだった…」
「じゃあ…今度は満足させてね♥」
「任せとけ♪」
「あ、そろそろ家だからここでいいよ^^」
「おっけ~^^んじゃ、おやすみ~」
「おやすみ^^またね♪」
さとしはずっとかすみが家に入るまで見送った。
かすみは今まで生きてきた中で最も幸せな気持ちだった。
早くさとし君とイチャイチャしたいな…デートが待ち遠しい…。
さとしも家に帰る間もずっとかすみの事を思っていた。
あ~でも俺童貞だったんだ…研究しなきゃ…
今度のデートまでに…。かすみさんに嫌われたくないし。
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