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家に帰ってかすみはお風呂に入って
温まって、ベッドの上に寝転びながら
さとし君にLINEしよっかな~っと
LINEを開いた。あ、通知がある。さとし君だ///
「こんばんは!さとしです(^o^)
さっきは有難う!
そうそう、デートですが、土曜日と日曜日、
かすみ、どっちが都合良いかな?
俺はどっちも空いてます♪」
「こんばんは(^o^)さとし君、早速ありがとう!
月曜日仕事だし、日曜日はのんびりしていたいから
土曜日が良いかな♪時間は朝からでも私は良いけど
何時くらいに待ち合わせる?」
「じゃあ、土曜日にしよう!時間は…なるべく早く会いたいから
かすみさんが起きたらLINEしてくれたら出れそうな時間に
家の前まで迎えに行きますよ」
「了解(*^^*)私も早く逢いたいからなるべく早起きするね♪」
「やった~\(^o^)/楽しみ!早く会いた~い。
じゃあ、明日も早いだろうし…また明日ね♪かすみ♡」
「うん!また明日ね♡」
デートデート生まれて初めてのデート\(^o^)/
二人共同じようにワクワクウキウキとして
なかなか寝付けない夜でした。
デートまで待ち遠しい。一日一日が長く感じる。
でも暇さえあればさとしはLINEくれるので嬉しい。
今までそんな異性が居なかったから生活にハリが出てきた。
「なんか最近嬉しそうだけど…彼氏でも出来たの?^^」
と かすみの母。 さすが勘が鋭い…^^;
「え?wべ、べつに~w」
「あらw絶対男だねw気が向いたら紹介してよ^^」
「は~いw(ママも知ってる子だけどwww
さとし君だよって言ったら仰天するかもね…w)」
じゃあ仕事行ってくるね~」
「気をつけてね~」
仕事に行くのも楽しくなった。色々しんどい事もあるけど。
さとし君が居るから頑張れる。落ち込んでもさとし君と
LINEしてると元気になれる。
一方さとしも、眠い講義も頑張って真面目に受けるように
なった。なんかちゃんと聞いてると意外とためになるな~
なんて思ったり。色んな事に興味を抱くようになった。
恋をすると色々やる気などアップする。
恋って良いもんだな~なんてさとしは浮かれていた。
「よ、さ~としっ にやけてるけど何かあったのか?」
「ふふふ~。俺もやっとレベル上がったぜ♪」
「なんのレベルだ?スマホゲームとか?」
「でも修行しないとな~。がんばろう」
「そ、そうか…がんばれ^^;」
下手に友達に彼女自慢したら邪魔されるかもしれないから
絶対彼女の事は内緒だ…。あんな素敵な女性…もう
二度と逢えないだろうし。もう一生離さないぞ!俺の物にする!!
でも…かすみを満足させてあげれないとだな…。
合間を見てはさとしはネットや本を見て研究した。
なんやかんやであっという間にデートの前日の金曜の夜になった。
逢おうと思えば毎日でもかすみさんと逢えたかもしれない。
でも、それを我慢してデートの日に逢うからこそ
幸せ感が増すのではないかと。
夜さとしはかすみに、LINEで今大丈夫か確認してから電話をしてみた。
かすみは喜んで「声聞きたい。今すぐかけて!」と返信がきた。
ってか公園とかで待ち合わせて会えば手っ取り早いかもだけど。
いやいや明日の為に金曜夜はゆっくりリラックスしていたい
だろうし。そこは邪魔しちゃいけないしな…。電話の方でいいさ。
「もしもし~かすみ?」
「もしもし。かすみだよ~。さとし君こんばんは」
「こんばんは。少しだけ声聞きたくて」
「私も。明日会えるけどねw」
「そうだね。早く逢いたいね」
「うん!逢いたいね!今すぐ逢いたいけど…我慢」
「うん同じ事思ってたw」
「仕事今日はどうだった?色々LINEで嫌な事あったって
言ってたけどさ」
「あ~…聞いてくれる?」
「もちろん!」
暫く仕事の話をかすみはさとしに話した。
ただただ聞いてくれるだけで気持ちが楽になった。
今までそんな相手いなかったからすごく有難かった。
さとしもまだ学生だから余り仕事の人間関係の
しんどさを知らないから仕事選び慎重にしないとなあ
と感じるのだった。
「なんか、長々と自分の話ばっかりしちゃってごめんね」
「ううん。良いんだよ。声が聴けて嬉しかったし。
かすみが少しでも元気になってくれたら俺は嬉しいしさ」
「有難う…。さとしって優しいね。そういうとこも大好き」
「えへ。かすみにだけだよ優しくするのは。特別だよ」
「他の女の子には優しくしちゃいやだよ」
「もちろんさ。俺、かすみ以外の女子に興味ないし」
「そっか。それなら安心^^」
「あ、親がお風呂入れって下から呼んでるから
そろそろ…切るね^^;」
「分かった。一杯話せて嬉しかったよ。有難うさとし」
「俺も嬉しかった。じゃあまた明日LINEしてね。おやすみ」
「おやすみ~」
さとし君の声優しくて好きだな(n*´ω`*n)
かすみはとろけそうな気持だった。
声だけなのになんて幸せなんだろう…。
あ~明日が楽しみ♥
続く
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