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「かすみ、そう言えば、れんって今何してんの?」
「あ~れんは東京の大学通ってる。一人暮らししてる。
最近全然連絡取ってないわ。夏休みとかは帰ってくるけどね」
「そっか・・・俺の弟になるのかいつか・・・変な感じ」
(それって結婚も考えてるって事よね///)
かすみは赤面した。さとしと結婚…///
ってまだエッチもまともにしてないけど…。
「私もずっとずっとさとしと一緒にいたい。
ずっと傍に居て欲しい」
「ほんと?嬉しいよ。俺もかすみさんとずっと居たい。
気が早いけど…いつか俺と結婚して欲しい」
「嬉しい。なんか…展開早すぎねw」
「先に保証しておかないとさw恋は不安定な
気持ちにさせちゃいけないと思うからさ」
「そうよね。失恋した事ないけどwだって
これが初恋だし^^」
「俺もw初だけど最後って事でw」
「これから色んな女性に出会うかもしれないけど
浮気しない??」
「しないよ。だって俺はかすみしか愛せないから!」
「すっかり私にメロメロねw私もだけど」
「俺たちは運命の出会いだったんだよ」
「弟のおかげよね。ほんと、あの子がさとしと
友達になっていなかったら出会えなかったもの」
「そうだよね。れんに感謝だな。れんにも逢いたいな」
「弟にも連絡しとくね^^」
「うん^^ぜひお願いするよ」
「じゃ、今しとこw」
「行動はやいなw」
そういうとかすみはれんにLINEを送った。
「驚くと思うけど私、さとし君と結婚前提で
付き合い始めたよ」と。
するとすぐに既読がついた。
「え?はやw」っと二人。
「姉ちゃん!まぢで?ってか二人いつの間にそういう関係に!?
さとしが兄貴になるって事か…長く会ってないけど…
あ、LINEさとしと交換したい。教えてもらえない?」っと。
「お~。れんともLINE繋がれる!教えちゃってw」
「添付するね」
するとれんはさとしにLINEを送ってきた。
「久しぶり相棒!元気だったか?姉貴をよろしくだぜ!
また戻ったら俺ともデートしてくれよなw色々話そうぜw」と。
「おお~相棒!おう!れん、ぜひぜひデートしよう♥」
「今姉貴とデートなう?やらしい事してるんか?…」
「こらwwしてねーわw今喫茶店なうだ。
そういうれんもデート中??」
クスクス笑いながらさとしは久しぶりに親友のれんと
LINEをしている。
そんな楽しそうなさとしを横からかすみも
やり取りをのぞき見しながらクスクス。
「俺の事はノーコメントだwwまあ楽しんで過ごしたまえ。
健闘を祈る!またなw」
「あ~はぐらかしよったw彼女おらんのかもなw」
「あはは。多分私も見てると思って本当の事言えないのかもねw」
ふと外の電光掲示板に映画の案内が流れていた。
「ねえ、あれ面白そうじゃない?」
「おお、俺もあれ見たいなって思ってた!
よし、じゃあ、今から見に行こうよ^^」
「いいね見に行こう♪」
そういうと二人は喫茶店をあとにした。
映画館に行くと滑り込みで見たい映画が始まる前に
入れた。予告は少し流れている頃だった。
まあ別に最初から見て無くたっていいものだ。
映画デートこれも人生初。
手をつないで二人は二時間映画を楽しんだ。
「面白かったね!あんな展開になるとは思わなかった」
「そうだよね。まさかね~wまた映画見に行こうね^^」
「うん^^見ようね♪」
「もうお昼だね、どこか食べに行こうか」
「そうだね^^この映画の半券見せれば半額らしいよ
そこのレストラン」
「まぢで?そこでいいの?」
「うん^^安くてお得じゃない^^いいよ~」
「よし、じゃあそこに行こう」
外の景色が見れる席。高層だから街を見下ろせて気持ちがいい。
何を食べていても一緒にいるのがさとしだから
美味しいもん。高級な食べ物なんかよりさとし君がいい♪
っとかすみは思った。
「飲み物どうする?」
「私別にいいや。カフェオレさっき飲んだしさ^^」
「俺も~。お腹ちゃぽちゃぽなるよなw」
「そういえばお酒は飲む方?」
「私?飲まないね。余り好きじゃない。親が
余り外では飲まない方がいいっていうしね^^」
「なるほどね。俺もお茶とかの方が好きなんだよね。
そこも合うね^^良かったw大人のデートってさ
夜オシャレなバーに行ったりするんだろうなって
思ったりしたからさ^^;」
「なるほどね。なんかナルシストだよそれww」
「そう?じゃあやめとこw」
「気取らなくていいよ。炉端焼きとかそういうとこで
美味しいもの食べてるほうがよくない?w」
「いいね、そういうのいいねアットホームでさw」
「じゃあ何頼もう。決めた?」
「このカップルでシェア出来るのにしない?」
「いいね^^それにしよ!」
二人は仲良くシェアしながら食べた。
さとしあ~んして。っと食べさせてあげたり。
もうすっかり長く付き合ってるかのような二人。
「お腹いっぱいだね^^美味しかったね」
「うん^^この後どこいこっか^^」
かすみは「二人きりになりたい」
っと耳元でささやいた。
さとしはドキッとした…。
「じゃあ…えっと方角はどこだろう^^;」
なんせ初めてだから行きたくても場所が…。
「スマホで調べてみたらわかるかもね」っとかすみ。
「分かった。ちょっとそこの展望から見てみよう」
カップルが一杯いる展望場所。
「あの方向かな」っとこそっとさとしに指さした。
「おっけ。じゃ、いこっか^^」
「うん///」
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