スパークリングピュアラブ♡

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さとし君とラブラブだった頃は朝も 元気に出勤できた。 あ~ブルーマンデーだ。仕事行きたくない… でも休めないし…。憂鬱な気分で出勤するかすみ。 スマホを見てみた。でもさとし君からは 何も届いていなかった…。一言何かくれても いいじゃん…かすみは更に気分が悪くなった。 仕事もミスしがちだった。 「今日はいつもと違うね」っと 整形外科の笠井先生が話しかけてきた。 「すみません…気をつけます」 「何か悩みあったら相談に乗るよ」 「ありがとうございます^^;…」 「じゃあ、またね」 遠くで見ていた友達のみつきが走ってきた。 「ちょちょちょ…笠井には気をつけなよ!」 「え?…」 「ちょっとこっちきて」 「私も前に声かけられた事あったんだけどさ。 あの人色んな女子に声かけまくってるからね。 心奪われるんじゃないわよ。」 「うん…」 「仕事終わったら話聞くから、取り敢えず仕事集中集中」 「うん、そうだね」 仕事終わり、みつきと一緒に病院を出る。 「あ~今日は疲れちゃった」 「恋愛がうまくいってると仕事もバリバリ頑張れる。 でも、彼氏と喧嘩とかしてるとうっかりミスしまくるよね」 「うん…。仲直り出来るかな…」 「私もね、かすみみたいに自分勝手な男に猛烈に好きって 言われて抱かれたら捨てられたって経験があるの。 だから…話を聞いて他人事と思えなくてね…。 許せないよね…。かすみの事体目当てってやつも いるかもだしね…。私は胸そんなにないから エッチな目で見られる事はないけど」 かすみは胸をぎゅっと押しながら 「胸なんて無いほうが良かった」とつぶやいた。 「その彼氏は体目当てだったんだろうね。そんな事しておいて 逃げちゃったんだから?」 「…(体目当てだったのか…)ひどいわ…」 かすみはすっかり友達の話に影響を受け、さとし君のことを ますます軽蔑するのだった。 「ねえ、ケンタッキーにしない?」とみつき。 「いいね♪そうしよう」 一方その頃、さとしは…。 かなり落ち込んでいた。かすみさんの事傷つけてしまった…。 でもどう話を切り出せばいいのか分からなかった。 このままかすみさんから話しかけてくれなかったら 俺はもう駄目かも…。決して嫌いになった訳では無かった。 っとれんからLINEが来た。 「さ~としっ 姉貴と仲良くやってる?」 デートの日LINEを交換して以来だった。 「れん、かすみさんと喧嘩しちゃった…」 すると今度は電話がかかってきた。 「え?まぢで?姉ちゃんにいじめられたのか?」 「違うよ…。うまく言えないけど…避妊しなかったから…」 「え…。ちょまてよ。どういうつもりなんだよ…  男としてそれってやっちゃいけない事やろ!  …お~ま~え~はあ~ほか?」 「あほとはなんだよ…」 「俺の姉貴に何してんだよ…責任とれんのか!」 れんは怒りを感じた。姉を傷つけられた…そう感じたから。 「…」 「無責任な事すんなよ二度と。もしか妊娠したらどうすんだよ」 「ですよね…。俺が軽率でした」 「俺はちゃんと避妊してるよ。彼女のためにも自分のためにもね。 大事な事だぞ。姉貴と、遊びのつもり、じゃないだろ? 結婚前提でって姉貴は言っていたし…」 「うん…もちろん。どうしたら仲直り出来るだろう… 今険悪な感じ…でさ」 「あ~もぉ…世話の焼けるやつやな全く…俺に任せとけぃ相棒…。 姉貴を大事にすると約束するか?」 「するよ!」 「よし、ほな俺から姉貴に連絡しとくから。…今度  俺も久しぶりに関西に帰るから。その時また遊ぼうぜ」 「おう!」 「ほな、またな~」 「おおきに、れん」 さとしはほっとした。れんもちゃんとしてるんだな…。 なんとかかすみさんと仲直りして元のようになりたい。 その頃、かすみはみつきとケンタ中だった。 みつきの恋愛話を熱心に聞いていた。 「コショウ最強♪かすみ食べた?」 「ちょい刺激強いなあたしには^^;  …みつき有難う。色々為になったわ」 「こういう話なかなかできないし。  いつでも相談乗るからね」 「有難う。じゃあ今日はそろそろ帰ろうかな」 「もう21時か…早いね。元気出た?」 「うん、有難う。すっかり元気よ」 「明日からまた仕事頑張ろうね。 それじゃまた明日」 「また明日ね」 電車の中でLINEをチェックするとれんから届いていた。 なんだろ…。かすみはれんの長文を読んだ。 やだ…さとし弟に全部話したんだ///なんか恥ずかしいな…。 さとしに連絡してあげてと最後に書かれていた。 かすみはさとしの気持ちが分かったので早速連絡をした。 さとしはかすみからのLINEにすぐ気づいた。 「かすみさん…ごめんなさい。傷つけるつもりはなかったんだ」 「さとし君…一人にされてあの時寂しかったんだよ…」 「そうだよね…気遣いが出来てなくて本当にごめんなさい。 でも…俺はかすみさんの事遊びじゃなくって本気なんだ。 だから…これからも俺の彼女で居て欲しいです…。だめかな?」 「だめじゃないよ。有難う。安心したよ。遊びだったのかな ってちょっと不安になっていたからね…。良かった」 「本当にごめんなさい。もう今度からはちゃんと避妊するから。 またデートして欲しいな」 「うん!もちろんいいよ。私もまた、さとし君と逢いたい。 イチャイチャもしたい…大好きだよさとし♥」 「良かった^^俺も大好き♥これからも末永く宜しくおねがいします」 「こちらこそよろしくね」 「ねえ、かすみ…さん…今逢いたい…少しでいいから」 「さとし君…私も逢いたい…仲直りのキスしたい」 「今どこ?」 「まだ電車の中。もうすぐ最寄り駅だから…もう少しかかるけど あの公園で会える?」 「分かった。公園で待ってるね」 かすみはドキドキしながらさとしに逢えるのを楽しみにした。 もう終わっちゃうのかと思ってたけど…。 小走りで公園へ向かった。 思い出の場所…。さとし君はベンチに座って待っていた。 「さとし…お待たせ」っとかすみは声をかけた。 さとしは振り返り、かすみの元へ駆け寄り抱きしめた。 「もう、二度とこんな辛い思いさせないって約束する。 大事にするよ一生。もう離さないよ」 「うん…」かすみはさとしにキスをした。 そのまま激しく二人はキスを続けた。 犬の散歩の人の気配がしたので二人はキスを辞めた。 さとしはかすみのおなかをさすりながら 「大丈夫?」 「あの時薬買ってすぐ飲んだから大丈夫よ^^」 「生理来るまでは暫くはエッチするの  控えておこう」 「我慢できる?…」 「うん…我慢する。かすみの事大事だからね」 「さとし君優しい人で良かった…」 かすみはポロポロと泣いた。 「泣かないで…」頭をなでなでしながらぎゅっと抱きしめた。 「怖かった…。遊ばれたのかと思って…。すごく好きだったのに もう男なんか嫌いって気持ちになりそうだった」 「俺はそんな軽い男じゃないよ。でもやった事は軽はずみだった。 もっとちゃんと勉強すべきだった。ごめんね」 「分かってくれたらいいよ。もう安心したから」 暫く二人は公園で寄り添い、そしてお互い家に帰った。
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