Day 27: 私達の行く先は!?

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***** 夕食はすごく美味しかった。やたらと高級食材を使っている、というわけでもなく、身近な食材を使った見た目が美しい料理や斬新な組み合わせの料理など、一品一品が目と口に嬉しいサプライズをもたらした。ひとつひとつ丁寧に心を込めて作られた温かな食事に感動しながら舌鼓を打った。 『綺麗!』『美味しい!』『面白い!』を繰り返す私を優悟は『おかずだけじゃなく白米がかなり美味いっていうのもポイント高いよな。』などと言いながら嬉しそうに見ていた。 『これは写真撮ってSNSにあげなきゃ!』とスマホで料理の写真を撮っていると『・・・なんか千咲が今ドキの女子みたいなことしてる。』とぼそっと呟かれた。『やっぱり似合わないよね、こういうの。でも嬉しくて。』と頭をポリポリ掻きながら言うと、『・・・いや、そういう千咲も新鮮で可愛い。』などと照れながら言うので動揺して危うくスマホを落とすところだった。 食後はリビングのソファで3時間くらいテレビを観てまったりと過ごした。毎月の女子週間前は胃腸が敏感になることから、念の為食後すぐ胃薬を飲んでおいたので体調は大丈夫だった。 スマホに何かの通知がきているのに気づいて見ると、先程SNSにアップした料理の写真へのコメント通知だった。柚香から『HAPPY BIRTHDAY☆美味しそう(゜ρ゜)誰とどこで食べてるのかしら?(*´艸`)』とコメントがついていた。どのように返信するか迷っていると優悟にスマホを取り上げられた。 「ち、ちょっと!」 慌てて取り返すと『俺ととっておきの場所で。』と返信していたのでその返信コメントを削除しようとするが慣れておらずもたもたしていると、柚香からハートマークを連打した返信が届いた。 『もぅ・・・。』と膨れる私を見て彼は楽しそうに声を上げて笑った。今日の優悟はずっと楽しそうでその笑顔が私にとっての一番の誕生日プレゼントだと思った。 「・・・でも、本当、美味しくてもりもり食べちゃったからお腹膨らんじゃってやばいよ。」 そう言ってお腹を触っていると『どれ?』と手を伸ばしてくる。しかし彼が触ってきたのはお腹ではなく、そのもっと上だった。
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