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ただの雑音
みんな、みんなみんな…離れてく。
もっと話していたい。もっと笑っていたい。
時間は残酷に過ぎ、自分の身体から救いを引き剥がしていく。
きっと自分のせいだろう。きっと。
もっとすぐに傷付くのを隠してれば…
もっといい性格で偽っていれば…
でも、それでも貴方は…離れていくんでしょ?
自己防衛なのか気を使ってくれてるのかわからなかった。だから余計怖い。
また離れてしまうの?また1人にするの?
いや…1人なんかじゃなかった。周りには常に人がいてくれていた。
それでも、独りだった。ココロは孤独だった。
生きたい。死にたい。消えたい。
なんか…もうどうでも良くなったんだ。
将来も、過去も。今を生きたかった。
未来の事なんて考えたくないよ。
大人になりたくないの。
この子供の独り言を。戯言を。雑音を聞いてくれる人が、離れていってしまわぬように。
願う。願う。願う。
あぁ…馬鹿みたいだ。また神に縋り付くんだ。
人間の使い方、よくわかんないや。
自分が優越感に浸る為に他人を蹴落とす人間。
底辺に落ちた人間を救っている気になる人間。
何もかもを放棄してありのままに生きる人間。
どれが正解?どれが正義?教えてよ。
長くなって自分語りも入ったけどさ…
離れていかないでよ、相棒。
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