3438人が本棚に入れています
本棚に追加
うしろ
「こら!」
「ぜんぶほしいのっ」
「――! どうなっても知らねえからな…っ」
鷹城の腰が一瞬強ばってから、ぶるりと震えた。口内に熱いものが流れ込んでくる。
「んっ! んんー……っ」
真琴はなんとかごくりと飲み下した。
「ハア、ハア…。まじかよ。飲んだのか……?」
真琴は頬を赤らめながらこくりと頷いた。
「お前、すげえな……。普段と酔った時のギャップが……」
真琴は恥ずかしくなったが、しかし全て酒のせいだと思うことにする。それよりも、もっと重大な問題があった。
(うしろ……ほしい……)
就寝前の自慰では、すでに前を刺激するだけでは足りなくなっていた。
(がまんできない……はやく)
最初のコメントを投稿しよう!