うしろ

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 真琴は生まれたままの姿になる。 「……お、おい。まだやるのか」  鷹城は目をみはった。 「全然たりない……」  真琴は後ろから手を回し、乾いた恥部へ指を伸ばした。  その扇情的な姿に、鷹城のものがまたすぐに兆し始める。 「い、たい……っ」 「おい、なんか濡らすもんないのか。ジェルとか、ゼリーとか」  心配そうに鷹城が言った。 「そんなものない……」  苦しげに声を漏らす真琴を見かねて、鷹城が口を出す。 「そんなんじゃ駄目だ。もっと濡らさないと。――おい、ドレッサーの前に茶色の紙袋があるだろう。あの中を開けてみろ」 「紙袋?」
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