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(もう我慢できない)
何回か深呼吸して、手を添えた鷹城の楔に向けて腰を落とした。
「んー……!」
くぷ、と先端が少しだけ埋まった。背がぞくぞくする。
「う……っ」
鷹城が眉根をきつく寄せ、快感に耐えている。いつの間にかシャツを取り去っていた。
しかし今の真琴にはそれを咎(とが)める余裕はない。
「ん……んん、ふぅ、……ん、ん……?」
(あれ?)
困ったことになった。
鷹城の楔が太いせいか、真琴の慣らしが足りなかったのか、肉棒が途中までしか入らないのだ。
「あれ、やだ……はいらない。――いたっ」
無理しようとすると摩擦で痛みが起こる。
「……どうした?」
「やだ、全然はいらない。どうしよう」
「……じゃあ、抜けよ。ここまでにしよう」
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