降りろ!

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降りろ!

「やだやだ! それはダメ」 「じゃあ交代しろ」 「でも……」 「ったく、ゴチャゴチャうるせえ奴だな。降りろ!」  とうとう鷹城がキレた。急に起き上がり、体勢を入れ替えて真琴を組み敷いた。 「ひゃっ!」 「お前のせいで、今夜の俺はとっくにおかしくなってんだ。そんなにセックスしてえなら、意識が飛ぶまで抱いてやる」 「ひ、ぁ……!」  内腿を甘噛みされ、真琴はシーツの上で白い喉を反らせる。 「さっきから俺の上で好き勝手しやがって。こっちも我慢の限界なんだよ。覚悟しろ」 「あんっ、まって!」 「待てねえ」  鷹城が潤滑ゼリーをぶにゅうと手のひらに出した。自身の長い指と、乾きかけた楔と、柔壺を充分に濡らす。 「……っあ」  指がぐぐっと蕾に侵入してきた。真琴は目をみはった。
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