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変わる世界
もう一度人を信じてみようと思ったからアリスの手を取った。
彼女の可能性に賭けてみたいと思った。
彼女といたら僕は変わっていけると思った。
僕とアリスは二人で話し合って、アリスの考えでアリスのお屋敷にお世話になることになって、親にアリスの家の使いの人に手切れ金をもって親と僕の縁を切ってもらった。
僕は生まれてからこれまで生きてるのが奇跡と言われるような虐待を受けていて心も身体も限界でそれだけならまだ我慢できたが学校でもいじめられていて、虐められてるのも僕の血がこの街の人間じゃないから
僕は捨て子だから里親になってくれた両親もお金目当てで僕を引き取っただけだけどご飯を食べさせてはくれていたそうしないとお金がもらえないからでもそれ以上の額をアリスは出すと言って僕はアリスに買い取られた形になった。
アリスは「私は人種差別や理不尽な事を押し付ける事が嫌い、1番許せないのは人をものとして扱うあなたの親と血族の差別する醜い人間達よ。最低だわ…でも大丈夫、私といる限りあなたは私が守るわ、なにがあってもね。」
アリスはそういうと僕の指に自分の指を絡ませて恋人繋ぎと世間ではいうらしい、心臓の高鳴りが早くなるのを感じた、うれしくて握り返すとニコリと微笑み。
唇を合わせた、これが僕の初めてのキスになった。
子供はそうやって大人になっていくのだろうか。
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