バイト中 Part 7

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店長の飯が美味くて、ここんとこずっと平日でもマンションに入り浸り。 苦手だったピーマンも食べられるようになった。 だってさピーマンの肉詰めとかなら肉の味があってまだピーマンはサブな感じだから食べられるんかなと思うじゃん? ピーマンのじゃこ炒めとかほぼピーマンじゃん? それが食べられるんだもん、凄くね? それだけで茶碗一杯イケるし。 そんでさクソ店長、忙しい忙しいとか言いながらせっせと飯作ってくれるんだぜ? 疲れてんならジッとしときゃ良いのに。 それで言うセリフが、 「鍋にぶち込んで火に掛けときゃ出来る。」 だもんな。 いやそのぶち込む迄が手間掛かるってんのに。 そしたらどうも俺が学校行ってる間に色々と下拵えしてるっぽい。 マジクソだわ。 ほぼ休みなく店出てんだから、そんな事よりも休めば良いのに。 言っても止めないから少しでも疲れが取れるようにと色んな入浴剤買ってみた。 「飯の仕上げするから先入ってろ。」 って今日は先入ってもらうつもりで入浴剤も入れてしまったのに俺が先入ったらダメだろ。 「待つ。」 おいっクソ!ここはいつもの洞察力で察して先に入るとこだろ! なのに普通に仕上げしてやっとこさ入ってくれる段階で、飯が冷めるからとか言われて何故か一緒に入る事になった。 クソがっ! ;-)
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