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第一王子グリンに裏切られた聖女マリンは今、自室に居るのです。 自室に居るマリンは机の引き出しからナイフを取り出すとそのまま 自らの胸に突き立てているのですけど、今まさに自害しようとした時に、 邪魔が入るのです。 邪魔をしてきたのはモフモフした物体ではあるのですけど、そのモフモフは マリンの事を包み込んでこのお部屋から出て行くのです。 モフモフに包まれているマリンは逃げたいのですけれども、 逃げれないので諦めるしかないのです。 諦めているマリンは一体何処へ連れて行かれるのでしょう。 モフモフした物体が連れて来た所はモフモフした物体が居る国だった。 そんな国にどうして連れて来られないといけないのかなって思っている マリンは自国へ帰りたいのですけれど、帰る方法を知らないですから、 ここにとどまるしかないのです。 モフモフした物体はマリンの目の前から消えてマリンは一人になると そこへ違うモフモフした物体がマリンについて来いという視線を送ってくるのです。 しょうがないマリンはまたしてもモフモフした物体の後について行くと 連れて来られた所は何と巨大なモフモフしたお城でその中へ入って行く マリンとモフモフした物体。 マリンは謁見の前に到着するとそこには今までと違ってモフモフはモフモフなのですけれど、 いかにも偉そうなモフモフです。 そんな偉そうなモフモフは喋り出すと自らをモフモフ帝王と名乗るのです。 モフモフ帝王はマリンに求婚を申し込むとマリンは拒否するのです。 拒否されたモフモフ帝王は当然の事ですけれど、怒りはしないものの、 少しだけイライラしているような感じはします。 そうなってくるとモフモフ帝王は今一度マリンに求婚すると マリンは拒絶するのです。 流石に拒絶されたモフモフ帝王はどうするのでしょうか。 このままだと他のモフモフに示しがつかないし、しっかりと出来るというのを 見せないといけないのかなって思っているのです。 しかしながら、マリンは付き合ってられないと判断すると謁見の間から出ようとしているのですけど、 そうはさせまいとモフモフ帝王は力を使って謁見の間から出れなくすると マリンはモフモフ帝王に抗議するのです。 講義しているとモフモフ帝王は狙い通りでマリンに近づいて唇と唇を重ねて キスすると舌を絡ませて深いキスをしているのです。 こうする事でモフモフ帝王はもう一回だけマリンに求婚するとマリンは快く 承諾しているのです。 そして、早3年。 マリンとモフモフ帝王は結婚しておりまして、マリンはいつもモフモフに囲まされて 幸せそうな暮らしをして過ごしているのでした。
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