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「5年も付き合ってたのに…。僕はまだ好きだよ。」
「俺はもうお前に飽きたの!分かれよ。それくらい。じゃあな。」
彼の去っていく背中を見つめるしかできなかった。
というわけで、僕はふらっと入った居酒屋で、飲み始めた。
でも、途中から記憶がなくなった。
気がつくとソファに寝ていた。
ほの暗い照明。
周りのお客さんは囁くように喋っている。
バーみたいだ。
なんでバーになんているんだろう?
「あら、起きたの?」
いきなり声をかけられたので、びっくりして、後退りしてしまった。
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