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ごあいさつ
ご無沙汰しております、洲道美宏です。
気付けばもう年末。一年って年を取るごとに早くなるよね、としみじみ思う今日この頃。皆さまはいかがお過ごしでしょうか。風邪などひかれていませんか。またしても昔の小説をどうしようか迷う時期になってまいりました。ほんとどうしよう……。
何度でも声を大にして言わせていただきますが、たくさんのスターやスタンプ、本棚登録、本当にありがとうございます。見るたびに、よし頑張ろうと思えます。この一年、なかなか進まない展開を優しく見守ってくださった皆さまに、最大の敬意と感謝を申し上げます。
さっそくですが、訂正と謝罪を。(謝ってばっかりだな)
「加賀谷監理官」という表記ですが、正しくは「加賀谷管理官」です。申し訳ございませんでした。
なんかもう今頃って感じなんですが、気付いた時にすっごい驚いたんです。しかも連発してるので、これはまずいなと。調べる時は「管理官」で調べるのに、何を考えていたんでしょうかね。
誤字といえば、第十九章で大河と弘貴が成績を争うシーンでもありました。宗史が「毎日きちんと予習と復讐をしていれば出来て当然だろう」とおっしゃっておられますが、毎日復讐してはいけません。でも、これはこれでちょっと笑えると思って(思うな)確か放置してるはず。
それと、第二十八章の会合での場面ですが、敬称を変更しております。第三章では宗一郎と明の敬称は「殿」、宗史たちは「様」でしたが、全員「様」に揃えました。
何故かって? 先に調べろやと自分に突っ込みつつ、意味をきちんと調べ直したからです。「様」は広く使えるのに対し、「殿」は目上の人に対して使うと失礼に当たる「場合」がある。らしいです。曖昧だ。どっちが上とか下とかの区別はない、ということだけは知っていたので使い分けたのですが、失礼にあたる場合があるのならと思って揃えました。まあ「~殿」とか普段使いませんもんね。あ、表彰状は「殿」だな。目上から目下だからか。そうか、なるほど。
日本語は綺麗だし、言い回しがいくつもあって面白い。反面ややこしい。微妙にニュアンスが違うとか、本来の意味と一般的な意味が違うとか、意味は同じなのに法律用語と一般的の二つがあるとか。
例えば「容疑者」と「被疑者」。意味は同じですが、前者はテレビ用語、後者は法律用語だそう。「送検」と「送致」もテレビ用語と法律用語だそうです。オニヒトでは、刑事組はできるだけ法律用語の方を使っています。ただの自己満足です。刑事がさらっと「容疑者」「送検」と使っているドラマや小説もあるし、一般的に認知されている言葉を使う方が親切だと思います。普段は気になりません、こればっかりは好き好き。
一年を振り返ると、そんなことばっかりが思い浮かびます。書き始めの頃と表記を変えたり、香苗と美琴の名前を間違えていたり、紺野と近藤とか、栄晴と栄明もあったな……ああ、章タイトル入れ忘れとか、ネタバレするようなこと書いてたり、公開日間違えて設定したりもしたなぁ……。
そんなこんなで色々とやらかした一年でした。公開直前に気付いて慌てて修正したり、公開後もやります。やらかします。
文章の拙さや語彙力のなさ、誤字脱字、下調べ不足や認識違い、勘違い、その他諸々に辟易しつつ、なんとかここまでやって来られたのも、読んでくださっている皆さまのおかげです。
やっと終息の兆しを見せていたコロナも、またしても新型発見。進化しすぎだろ。今年も気が抜けない年末年始になりそうですが、どうぞ皆さま、自分のため、大切な人のためにマスクと予防を忘れずに、よいお年をお迎えください。
今年も読んでいただき、本当にありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。
2021年12月25日 洲道美宏
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