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機動隊出動
「ちょ待てよ」
俺はキムタクの名台詞とともに慌てて怪人のもとへ走った。が、しかし怪人は人質にした市民を盾にしている。これでは攻撃するわけにはいかない。
「うはははは、どうしてやろうか?」
なんだとっ?!人質をどうするか決めてないんだな。
俺は考えた。人質が居るから攻撃は出来ない。しかし怪人は人質の扱いに困っている。つまり膠着状態だ。これは時間がかかるな。
そこで俺は長期戦に備え、倒れたテーブルを元に戻し、新しいカップうどんを準備した。
だが、その時だ!
ウーウー
ピーポーピーポー
パトカーとともに機動隊車両と救急車も現れた。
すぐに機動隊員がジュラルミンの盾を持って怪人の周りを取り囲み、いつものお巡りさんが拡声器で怪人を説得し始めた。
「お前はもう完全に包囲されている。すぐに人質を解放しなさい。君のお母さんは悲しんでるぞ」
怪人のお母さんて誰だ?
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