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キヌ「ふふふ・・・オヌイさんは、異次元って信じますか?」
オヌイ「??異次元?それって、こことは全く違う世界っていう、アレか?」
キヌ「はい!何と今月号のヌーで、
異次元の可能性が発見されたんですよ!! すごくないですか!?」
オヌイ
「・・・ああ、あのくだらねぇオカルト雑誌か・・。キヌ、お前・・本当にそういうの好きだよな・・。」
「それでアレか?マイクロドローンをゲートの向こうに送って記録すると?」
キヌ
「いえ、違います。 ゲートの近辺は、なぜか電子機器が使えないのでそれは出来ないんですよ。」
オヌイ「じゃあ、何の為に付けたんだよ?」
キヌ
「ふふ、簡単な事ですよ。無重力でも書けるインクペンを開発しようとして、
結局鉛筆に行き着いたくらい簡単な事です。」
オヌイ(なんか、長くなりそうな話だなぁ・・・)
キヌ
「私たちの日常生活を記録して、アナログな記録媒体に保存した物をゲートの向こうに流すんです。」
「写真とか、フィルムに収めたやつとか!! そして・・それを観た向こうの人たちがコンタクトしてくる! 我ながら、ナイスなアイデアですよ!!」
オヌイ
「・・・ふぅん。まぁ、その写真やらが亡者共に食われないといいけどな。」
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