チリヌルヲ memory1

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1f762607-1bde-49fe-b85e-93f878dcb64a キヌ「ふふふ・・・オヌイさんは、異次元って信じますか?」 オヌイ「??異次元?それって、こことは全く違う世界っていう、アレか?」 キヌ「はい!何と今月号のヌーで、    異次元の可能性が発見されたんですよ!! すごくないですか!?」 オヌイ 「・・・ああ、あのくだらねぇオカルト雑誌か・・。キヌ、お前・・本当にそういうの好きだよな・・。」 「それでアレか?マイクロドローンをゲートの向こうに送って記録すると?」 キヌ 「いえ、違います。 ゲートの近辺は、なぜか電子機器が使えないのでそれは出来ないんですよ。」 オヌイ「じゃあ、何の為に付けたんだよ?」 キヌ 「ふふ、簡単な事ですよ。無重力でも書けるインクペンを開発しようとして、  結局鉛筆に行き着いたくらい簡単な事です。」 オヌイ(なんか、長くなりそうな話だなぁ・・・)  キヌ 「私たちの日常生活を記録して、アナログな記録媒体に保存した物をゲートの向こうに流すんです。」 「写真とか、フィルムに収めたやつとか!! そして・・それを観た向こうの人たちがコンタクトしてくる! 我ながら、ナイスなアイデアですよ!!」 オヌイ 「・・・ふぅん。まぁ、その写真やらが亡者共に食われないといいけどな。」
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