チリヌルヲ memory1

3/4
前へ
/4ページ
次へ
8d9efaf5-97f1-4c80-ad16-71f1041f3252 キヌ「・・・あ。」 オヌイ 「あ。・・ってお前、その可能性は考えなかったのか?ゲートが開くときは、何でも食い散らかす亡者どもが所狭しと溢れ出るだろうが。」  キヌ「じゃあ・・亡者が出切った後に・・」 オヌイ「・・お前もわかってると思うけど無理だろ?」 キヌ「・・・うう、全財産はたいて手術したのに・・・」 オヌイ 「・・まぁ、いいんじゃねぇの?私たちの日常生活を記録するってのは、  ナイスなアイデアだよ。・・・・・いつ死ぬか分からないからなぁ。」 「私が先に逝っちまったら、キヌ・・お前は、映像の私に慰めてもらえよ。」     「お前が先に逝っちまったら・・・・・・・   って、おい!これも記録されてんのか?」 キヌ 「ええ。最初から、今さっきのオヌイさんの泣きそうな顔まで、  しっかり撮れてます。」
/4ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加