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キュッキュッと、体育館の床を
滑
(
すべ
)
るシューズ。 右に一回、左に一回、フェイントの
動作
(
どうさ
)
を
入
(
い
)
れて。 彼の背中が
跳
(
は
)
ねた。 ガンッ! 赤いリングに当たり、
無情
(
むじょう
)
にも
弾
(
はじ
)
かれるバスケットボール。 「あーあ。
入
(
はい
)
ってたら逆転だったのにー」 「ねー。決めてたら、ちょっとカッコよかったかもー」 入らなくても、
格好良
(
かっこうよ
)
いよ。 わたしの声は、女子生徒の
談笑
(
だんしょう
)
に
埋
(
う
)
もれていく。
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