彼女とウチの三匹。

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俺「でも大丈夫。あいつら絶対に塀から降りんから。それよりも隣の家に犬のこと言いに行こう」 そう言って踵を返して歩き出すと 翡翠「あ!お隣さんが出てきた」 見れば犬に向かって歩み寄って行くお隣のおばさん。 そのおばさんに気づいて逃げ出す犬。 心の中で「まぁ。そうなるよな」と納得する自分。 翡翠がおばさんと話し始めると、塀の上に居たライとサムが猫ドアを開けて部屋に戻って来たから自分も連られて戻る。 部屋に入ると【チーコ】が二匹に顔を擦りつけあって「お帰りなさい」のスキンシップ。 小柄でモフモフで、ちょこんとした姿が愛らしくて堪らないのだ。 三匹のうち唯一の女の子である。
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