わたしのこころのなか

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わたしのこころのなか

 私は少しめんどくさいというかひねくれているというか、可愛げのない性格 をしていると思う。簡単に言うと感情が薄い。    これまで3度卒業式という皆が涙を流し、友と抱き合い、好きな人に勇気を だして告白する、というようなビックイベントでも1度も泣いたことがない。 そんな一生会えない訳じゃないのに、というか皆家近所じゃん、会おうと思え ば会えるでしょ、みたいな感想持ちだった。しかし皆がしんみりムード全開で 泣かないのは変なのかもと思い、すっごく頑張って今までの運動会とか合唱コ ンクールとかを思いだいして泣こうと頑張った。まあ結果的にダメだった。  恋愛面に関しても、私はまだ初恋ですら微妙である。小学校の高学年になる とどこにいっても恋バナ。 「○○ちゃんの好きな人って△△くんらしいよ!」 「私はもう好きな人教えたよ。□□ちゃんは?もしかして△△くん?」 相手の好きな人を聞いたら自分も答える。いないよ~、なんて言っても基本的 には信じてもらえない。小学生や中学生だった頃、何度か好きな人を無理やり 作ろうとしてみたが、恋する乙女たちが経験するキュンキュンエピソードなん か1度も経験したことがない。小学生の時の好きな人(仮)には、なんでか私 が好意?を持っていることがばれて本人から直々にいじりという公開処刑を受 けた。あれは忘れられないトラウマだな、、。私はゲームやアニメ、まあ2次 元というものは好きだがキャラクターに恋することはないし、推しをひとりに 絞れたこともない。推しキャラクターと自分の考えたキャラクターが絡む物語 的なものを想像することはよくあるが、その中に私自身を組み込むことはな い。    
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