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わたしのなみだはわたしのために
私の心の中が真っ黒になっても、誰かを責めることはできない。だってこれ
は私のせいだから。どうしようもなくなって心が病み期に入ると、私はひとり
で涙を流す。誰かと自分を比べてしまう、勝ち負けのないこの戦いをひとりで
勝手に行ってひとりで勝手に落ち込む、やっぱり私はひねくれた女の子だ。い
つか、私の目の前に王子様がやってきてこの真っ黒な心がなくなるくらいの本
気の恋をして幸せになるときが来ないだろうか。いつか、私の涙を愛する人の
ために流すときが来ないだろうか。
その時が来るまで、私は私のために涙を流す。
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