ふくとけーきとかもみーる

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ふくとけーきとかもみーる

 今日の夕方、頼んでいた服5000円分が届いた。  今日の夕食後、アルバイトを頑張ったご褒美にコンビニのカップケーキを食 べた。  そして今、私は安眠効果のあるカモミールティーを片手にこの小説を書いて いる。私からすれば、今晩は自分を労わるリラックスデーとも言える。他の誰 かから見れば、貧乏人の休日みたいに見えるかもしれないけれど。まあ正直に 言えば、安眠を期待して飲んでいるだけで、今のところ美味しいとは思えてい ない。  この時間、今まで考えずに前だけを見ていたのに急にいろいろ考え込んでし まう。例えば、いつもなら遅くても3日で連絡を返してくれる友達がここ何週 間か連絡が途絶えていること。自分自身、誰かに依存されることが大嫌いなの に自分はなんだかその子に依存してしまっているかのようだ。もう大人なんだ から、こんな女子中学生らが悩むようなことでうじうじしたくない。とりあえ ず1ヶ月経っても連絡が来なかったら、こちらから何かアクションを起こそう と思う。…良いよね?  よし、これでこの話は終わり。明日のことを考えよう。明日は、今日届いた 新しい服を着て、いつもよりもっとおしゃれに気を付けようと思う。もしかす ると、何か素敵な出会いがあるかもしれない…とか柄にもなく考えてみたりす る。最近は、好きなゲームの新情報がたくさん出てとても嬉しい。それを学校 の友達と授業の合間に共有する。うん、普通の生活だけれどこれがまた楽し い。  もうすぐお茶も飲み終えてしまう。最近は辻褄の合わない変な夢を見てばか りだ。安眠効果が本当にあるのか、試してみようじゃあないか。    
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