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何を隠そう秋子には好きな男がいる
秋子35歳、彼は30歳
年下だけれど出来るやつ
自分が年上なのも気にしている
あんないい男が私になんてなびくはずがない!
たとえ美脚になろうともないだろう
でもやってみたい
何かをはじめたかった
いつも思い出すことがある
知人の息子さんが学校でいじめられて、それがどんどんエスカレートして学校へ行けなくなった
すると、その子はもう学校は諦めると言って行かなくなったのだ
それでその子が次にしたことはボイストレーニングだった
日々の生活には別にいらないものだったけど非日常的なことをすることで変わりたかったんだと思う
この事は当時の私に軽いショックを与えいつまでもココロに残っていたのだ
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