第3話<諒>

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あの日、諒が俺の元に来たのは この子は俺と諒の子だと思いたかったのかもしれない それなら、この子は俺の子として育てようと決心した 諒は京太をとても愛していたのだと思う。 だから、諒が与えていた愛を俺が京太に与えたいと思った。 夜は一緒に寝ていたと聞けば、俺も一緒に寝た。 しかし、年を重ねることに京太は諒譲りの美貌を開花させていった。 ダメだと思えば思うほど 京太に欲情する自分が情けなくなり 京太が高校生になったことをきっかけに寝室を分けた。 そのころ、シュンに出会った。 適当にその日の相手を探していたらシュンが声をかけてきた。 色素の薄い瞳と髪が京太に雰囲気に似ていた。 それで十分だった。 2時近くに帰宅すると 京太がまだリビングに居た。
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