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あの日、諒が俺の元に来たのは
この子は俺と諒の子だと思いたかったのかもしれない
それなら、この子は俺の子として育てようと決心した
諒は京太をとても愛していたのだと思う。
だから、諒が与えていた愛を俺が京太に与えたいと思った。
夜は一緒に寝ていたと聞けば、俺も一緒に寝た。
しかし、年を重ねることに京太は諒譲りの美貌を開花させていった。
ダメだと思えば思うほど
京太に欲情する自分が情けなくなり
京太が高校生になったことをきっかけに寝室を分けた。
そのころ、シュンに出会った。
適当にその日の相手を探していたらシュンが声をかけてきた。
色素の薄い瞳と髪が京太に雰囲気に似ていた。
それで十分だった。
2時近くに帰宅すると
京太がまだリビングに居た。
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