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ずっとずっと会いたかったジェジュンがあの頃と変わらぬ姿のまま俺の隣にいる…
あの時は、こんなに近くで触れることすら出来なかったのに…そんなジェジュンが俺の腕の中で、無防備な姿で眠ってる。
にわかに信じがたい現実に興奮しながらも、眠ってしまったら元に戻ってしまうんじゃないかと不安で、なかなか眠れずにいた
でも、いつの間にか俺は…
ジジの温もりに安心したのか。眠ってしまってたみたいだ…
そして夢の中の俺は、あの頃の俺だった。そして、その夢の中の俺は、目眩く世界で…欲望のまま、ジェジュンを…//
「っん…っは!!ジジ!?」
お、俺は//なんつー夢を見てるんだ//急に現実に戻り、一気にハズカシさが込み上げてきた//
「ん~?何、ユノ… 僕、お腹減ったんだけど!!」
もう既に起きていたと思われるジェジュンは俺の隣にちょこんと座って、俺を見下ろしてた
「え?あ、あ~ごめん」
俺の後を付いてくるジェジュンはやっぱり可愛くて…
「カップ麺でいいか?」
「なんでもいい~!お腹すいた!!」
「分かった、分かった、そこに座ってて。」
「はぁ~い❤」
体育座りしてこっちをニコニコ視ながら見てる…
ヤバイ//可愛すぎる//
10年も我慢したんだ…今更…
あ…やっぱ、ダメだ…//
俺は、トイレに駆け込んだ
「ね~!ユノまだ~?」
「あ、ああ。もうちょっと!」
「お~なっか空いた~♪空いた~♪ごっはん~まだ~?」
訳のわからない歌を歌い始めてる…
ふぅ、スッキリした!!
俺は、何事もなかったかのようにキッチンに戻り、再び湯を沸かして、適当に選んだカップ麺を2つ手に取った。
「はい、お待たせ!」
「わぁ~い、美味しそう//」
「召し上がれ~」
「ふぁ///っち、ち//ユノ、これ熱いよ~!僕、食べられない!!フーフーして❤」
…俺、顔面大丈夫か??きっと、事故ってるに違いない…//
この可愛い生き物をどうしたらいいだらうか…?
何だかんだ言いながら、フーフーして食べさせてやる俺…完全に尻に敷かれてるなこれは(笑)
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