〜CAT BOY〜

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「おっかえり~!ユノ~!僕、お腹へったよ~!」 「ぇ?!」 一瞬固まった。 玄関を開けると、ジェジュンが居た… …なんで?やっぱ、夢じゃなかったんだな… 俺はジジを力いっぱいに抱きしめた 「痛いって!ユノ!一体、どうしたんだよ?!」 「夢…じゃないよな?」 「ふぇ?何が??」 「ううん、何でもない…」 「それより、ユノごはん~!」 「あ、そうだったな」 こぼれ落ちそうになる涙をジジに見つからないように拭い、部屋の中に入った。 「今日はどれがいい?」 買い置きのカップ麺をテーブルの上に並べた 「う~ん、どれにしようかなぁ~?これがいいかなぁ~?うん、これ!」 「了解。」 俺は台所に立ち、お湯を沸かした。 ジェジュンがまた消えてしまわぬか心配で、たまに後ろを振り返る… ジジは、俺が振り返る度に気付いてニコッと笑ってくれた。 その度に”あぁ、良かった“と安心する そんなことを何度か繰り返し、俺はカップ麺に湯を注いだ 二人並んで食べる食事はやっぱ最高だった。いつもは一人で寂しく食べてるのに…同じカップ麺とは思えない美味しさ(笑) 自分でもビックリするくらいゲンキンな奴だ。俺は… 「ユノ、毎日こんなの食べてるの?」 「まぁな、俺、自炊出来ないし…それにカップ麺ばっかじゃなくて、たまにコンビニ弁当だけどな(笑)」 「ふぅ~ん…」 「それ食べたら風呂な?」 「うん…」 「今日は一緒に入るか?」 「うん///」 食事を終えると、湯槽に湯を張った 「さ、入るぞ?」 「うん」 ふと、視線の先にある大きめのTシャツから覗く白い脚にゴクリと喉を鳴らした ジェジュンはぺろんとTシャツを脱ぐと、その素肌が露になった。 そういや、Tシャツしか着せてなかったな…さすがに下着位買ってやらなきゃな… 俺的に全裸にTシャツって…蛇の生殺しみたいなもんだしな… ところが…ジェジュンにシャワーを当てると、回りに煙が立ち込めた 「え?」 シュルシュルと音を立てるようにジェジュンの身体が小さくなり、みるみるうちに猫の姿になった。 「ニャー…」 ーやっぱり…ってか… 「ジジ、お前…身体が濡れると猫になるのか?!」 「ニャー…ニャー」 俺はすぐに風呂を出て、ジジをドライヤーで乾かした
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