忘れられない一言

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忘れられない一言

看護婦を目指し始めて2年目を迎えた20歳辺りで私は、かなり自信を無くす。 辛辣な言葉、肉体的疲労、これらが重なって押し寄せてきたんだ。 よく泣いた。本当によく泣いた。楽しくもなかったし。何故?こんなに、壁にぶつかるのかさえ良く分からなかった。試練の日々が続いた。 21で上京し、正看護師を取るために働きながら資格を得る。 19から20は、地元で産婦人科医院で住み込みながら、働いて学校に行き准看護婦になった。 21での上京が遅いような気さえしていた。 何にしても、早いに越した事はないと思ってもいたからだ。 壁にぶつかりまくって居ながらも進学を目指し、その下町のスーパー救急と名高い病院。自信なんてあるはずが無いんだ。しかし、絶対、卒業して正看護師になると決めた。だから、辞めるとゆう選択はなかった。 そんな時の事。ある時、副院長先生が、ある医師に向ってこう話しはじめた。 「私は、この子を信頼しています。」 耳を疑った。思わず先生を見たら、優しく笑いながら頷いてくれていた。 准看護婦からより、いつの間にか、傷付いていた事にさえ疎くなりつつあった。 しかし、この瞬間。自分を信じる事に気付かせて貰えたんだ。 最近、耳にする自己肯定感。これ。本当によく耳にする。 傷付く言葉に慣れすぎて傷付いても知らないふりをする。そうするといつの間にか余り明るく馴れてい無いことに気がつく。 だけれども、誰かに、あなたを信頼している。 私自信を認めてくれるとゆう、この言葉は絶大であり、自己肯定感を強くする源だと思った。 だからこそ私は人には大概けなさい。特に職場では「ありがとう!」これがかなり活躍している。 ネットでの交流は、そここそが実は難しい。 しかし、目に見えないものに、嫌嫌気持ちを削られ過ぎても人生勿体ないとも思うから、だから、ブロックの機能はかなり有効に活用している。 沢山の価値観がある。それらと全てに迎合は困難なんだ。 諦めも肝心。 そして、自分を信じる。 乗り越え方は人それぞれ、それでいい。 おわり
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