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丘の上に(4)
※
「結構重たいもの、持ったでしょう」
恨めしそうに言う悠斗くん。
包帯が黒ずんでるから責められてる。
招かれたのはベッドの上じゃなくて、寝室にあるソファの上。
ローテーブルに消毒や包帯が置いてある。
交換してくれるつもりらしい。
「いや、そんなには持ってないよ。たまたま手をついたところがホコリがついてて汚れただけ」
くるくると包帯を外されて、大きな医療用の絆創膏みたいなビッタリ貼られたシートを見て、更に顔を顰められた。
手のひらの真ん中に血が滲んでるから。
「ほら、血が出てますよ?」
「……あれ?……そう、だっけ?」
「嘘つき」
「大丈夫だよ、痛くなかったし。…っつ。痛いって」
少しじくじくする痛みは、絆創膏を剥がすとしっかりした痛みで。
脈と同じリズムで痛みが広がる。
消毒して新しいシートを貼ってくれた。
「もう包帯は要らないって」
「じゃ、テーピングだけ」
「うん。あんまりきつくしないでね」
「分かりました」
肌色のテーピングをして貰った。
うん、いい感じ。
手をグーパーしてたら、動かすなと怒られた。
そのまま手をとられ。
ベッドに連れてかれた。
「左手、頭の上にあげといて」
そんなことを囁かれて、赤面する。
唇を重ねられ、こじ開けられた口の中に、ねっとりと舌が入ってきた。
イヤなしつこさじゃない。
うん、キス、気持ちいい。
左手が、ピクっと反応する。
パジャマ代わりの短パンが脱がされる。
脱がされるついでとばかりに、俺の前にあるモノを掠めていく手。
ズルい手だ。
そんなことされると反応するじゃん。
それでふと悠斗くんを覗くと、比ではないくらいにギチギチと大きくなってる。
「俺より悠斗くんの……しようか?」
ちょっと押し退けて、悠斗くんを右手で押し倒した。
抵抗はなく、ふわっと横になる悠斗くんのズボンとパンツを右手だけでズラして、出てきたモノに吸い付いた。
目いっぱい口を開けたのに、飲み込めない。
舌でザリザリされると気持ちいいのか、ビクッと腰が揺れた。
なんか今夜は反応が早いから嬉しい。
俺の奉仕なんて、いつもは全然効いてないよね。
なんで今夜はこんなに敏感なんだろう。
少し気になって悠斗くんの顔を見上げたら、咥えてたモノが更にグググンと大きくなったんだけど。
顎が……痛いんだけど。
どうすりゃいいのよ。
頑張って先だけ咥えてたけど、それも無理矢理引き剥がされて、身体をひっくり返された。
左手上げてるから相当間抜けなんだけど。
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✩.*˚初日からスターをありがとうございます。
yow
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