束の間の癒し

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お礼に食事に誘ってみた。 「いえ、とんでもないです。そんなつもりじゃないですから」 断られてしまった。 でもねばってみた。セクハラになるか?56のオヤジだ 「いや、独り身だからどうせ1人で食べるんだ付き合ってくれないかな?店長就任を祝わせて欲しい。駄目かな?」 「でも本当にいんでしょうか?社長とお供するなんて。」 「橘さんも行っているよ打ち合わせ兼ねて。感謝の気持ちだ。受け取ってくれないか?月一回必ずある」 「わかりました。私かなり食べますよ?大丈夫ですか?」 「ハハ、心配しなくてもいい。お金はあるよ。」 「じゃー遠慮しないでいただきますね。」 心が弾む。彼女といると楽しい。 彼女のリクエストは焼肉だった。今日一日作業でろくに食べれてなかったみたいだ。何人前たべただろうか?ライスもおかわり。烏龍茶で本気で食べていた。お酒は飲まなかった。 健全にウーロン茶でご飯を食べに来た。 楽しいよるだった。これから店長になって用事悩みがあったら直接携帯にと伝えた。自分の携帯にも登録。 崎田 南 。
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