死ぬ時までにもう1度

日々のプレッシャー

彼女は独身主義者だと公言していた。
蓮奈は近いうちに結婚すると予想していた。

結婚したら子供を産む、付き合いもある。今まで通り仕事は出来なくなるだろうと。目が行き届かなくなる。蓮奈は毎日全店舗回ってサポートしていると聞いていた。

自分のできる事はやるつもり。出来ない分野で赤字が出た時はサロンを増やしたりして工夫してやるつもりだがもしもの時は助けて欲しいと。従業員の生活は変えたくないと言っていた。
前に蓮奈の政略結婚の時に私が言った事をきにしていた。
蓮奈が続けていけない時は彼女が代表になる。
自分も雇われている。今のまま仕事を続けたい。

彼女にきちんと約束した。サポートはもちろんなんでもすると。当たり前の事だ。従業員を守るのが経営者だからだ。

ひとつ、また一つと責任は降りかかってくる。