鬼の目にも涙
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「面白いですね。貴殿。」 貴殿ってなんだよ貴殿って。 何時代の人間だお前は? 「その…。あなたの名前が分からないので…。」 だからって何で貴殿なんだよ。あなたでいいだろ! 「俺は鬼の王だ。鬼王と呼べ。」 つーか、さっき俺様コイツに鬼王って教えなかったか? 「そうなんですね。では。」 「俺和鬼野王田 鬼王さん。よろしくお願いします。」 違う。著しく違う。
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