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「ではでは!鬼王様を泣かすことができたら天国へ連れていってください。」
別の住人が言った。
「面白いな。やってみろ。」
腕組みをしながら発言者の顔を睨み付ける。
「ふふっ…。では、鬼王様。後ろをご覧ください。」
なんだコイツは?
振り返ってみた。
血の化粧を施したじじいが立っていた。
………。
「気持ち悪いわ!」
バキッ!
じじいに回し蹴りを食らわした。
じじいの首が180°回転した。
「ぎゃあ~!!!」
周りの者達が悲鳴を上げて逃げて行った。
「コイツ置いてくなよ。」
180°じじいは取り残された。
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