恭子
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それから、薫は白になりたいとは言わなくなった。 人の感情が音として聞こえてしまう私が、普通に接する事のできる数少ない透き通った心の持ち主で、私の親友は、今の自分を受け入れたらしい 人の本音が怖くて、休み時間は立ち入り禁止の屋上に逃げていた私にできたかけがえのない親友 私は一生、薫を大事にしていく
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