恭子

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恭子

 薫は自分の事をあたかも存在しないかの様にしているが、決してそんな事はない  薫は私にとっての1番の友達なんだから  でも最近の薫はどこか危うい  ふとした瞬間に世界から消えてしまいそうなそんな儚さを感じさせる  まるで出会ったときのように  どうにかして薫の憧れを叶えてやりたい  私には色は見えないけれど、音なら聴こえる  どうにかして薫を、  
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