第二話 眠り姫デス

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第二話 眠り姫デス

今じゃ、避難場所の穴の中には、フライパンだけじゃなく鍋もあります。 お茶を入れるくらいですがいいのです。 私たちもラスクを食べお茶しています。 「早いなー、もう帰るのか―」 「あーっというま、また来るよ」 「大分近くなったでしょ?」 「そりゃ、帰りにハンバーガー食べるんだよねーサリー」 「はい、楽しみです」 街道を整理する案はありました。森の中の整備をするときに、街道を作ったんです。それは彼女からの要望で、材木の輸出のためが第一歩でした。 イースタンの王宮からここまで馬車で二日。休みなしですから、三日、四日はかかるよね。宿屋も途中に作ったんです、そこの名物がハンバーガー。 数年前にブルーム村の墓場で出会った、親を亡くした少年少女。 彼らが中心になってやっています。 彼らは立派に生きています。 王都からも二日でこれるようになったんです。税金とられるたびに止められてたんじゃ日にちもかかるってもんよ。 もう、税金が取られませんからね。 集落もどんどん大きくなり始めています、ただ無謀なことはしないのが約束です。 チャーム? 眠くて。 お腹が膨れて眠いのです。 【起こしてあげる。】 お花さんたちよろしく… 私花畑で眠ってしまいました。 リカちゃん人形にバービー人形、憧れでしかなかった。買ってもらえなかった、クラスの話に入っていけなくて、むなしい思いをした。ルービックキューブ。できなくて、そのままどこかに転がって。スパーマリオはいつも見るだけだった。 宮崎作品。素敵な映像、でもどこか悲しくて… ディズニーランドは言ったけど、シーは行かないで終わってしまったな? この世界が、夢の中なら。目が覚めて、消えて、でもまた、あの、あれの中で、繰り返し、見ることができた。 あれ、なんだっけ。 あれ?あの四角いの… あれ?音が出て、きれいな絵が出て… あれれ? ・・・? 過去・・・忘れてきた? 夢だろうか、もやもやした中に今の私がいる。 ここで生きると決めたのに。 ここが私の場所だと決めたのに。 何かに動かされているみたいで・・・ また怖い目にあうのかな?また死んじゃうような目にあうのかな? 二度あることは三度あるっていうしな。 なんでこんなに眠いんだろう?寝ているはずなのに、眠くて、眠くて…。
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