優ちゃんへ

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そこに突然現れたのが彼氏の優。 「こういうところ初めてで」 と言った体は少し震えていた。 友達に連れてこられたらしく、今思えば私の一目惚れだった。 優ちゃんも気に入ってくれたみたいで連絡先を聞かれた。 この人は絶対にお店にお金使わせたくない、でも会いたいってすごく思った。 その人とはすぐに会えた。家が遠いのに苦手な車の運転までして、私の仕事に送ってくれるようになった。 会いたいと言えば時間がない時でも5分だけお話ししてばいばいしてくれた事もあった。
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