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ホテルの一室に入った途端、明と激しいキスをする。
彼女も飢えていたのか?期待が膨らむ。
唇を貪ったままお互いが反転し壁に押し付け合い、ベッドに近づく。
明が俺のネクタイを力任せに解く。
お返しとばかり、彼女の上着やシャツを勢い良く毟り取る。
シャツの第二ボタンがちぎれ飛んだが、お構いなしに2人で身体をまさぐり合う。
ベッドに倒れ込んだ彼女は、早速下着のみの状態だ。彼女の大事な所を隠す布は、既に滲みてる。
彼女の足首を掴み、引き寄せる。
真ん中に立ち、身を屈め匂いを嗅ぐ。
明は
「やめて、変態」
と言いつつも、俺の髪の毛に指先を絡ませる。
俺は布を軽く噛み、引っ張った。
些細な刺激が焦れるのか、頭皮に指が食い込む。
「…どうシテ欲しい?」
俺は助け船を出す。
彼女の敏感なヶ所に、俺の息が当たって疼くのか、ぐっと頭を押さえつけられた。
欲情した女の匂いが強烈に鼻孔をくすぐる。
「舐めて…直接」
「了解」
命令通り、その小さな布を剥ぎ取り、唇や舌を大きく使い舐めしゃぶった。俺の涎と彼女から滴り出る蜜、それらが混ざったモノをひたすら啜った。
あの時もそうだった。
あの時は立ち尽くすあの女の前に跪き、与えられるまま味わった。もう一度入れたいのを極限まで我慢させられた記憶…
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