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「ピルを飲んでるから」
と言い無防備な俺の上に跨り、腰を落とす。
彼女の中は、あたたかい天国。
離れる時締められるのは、甘い苦痛。
その交互を初めて体験する俺は、頭が痺れ、喉が渇き、目の前がスパークする。
我慢の限界を超えた時は、物凄い快感と開放感を覚えた。
「ああ…」
恋人達がする様な甘い交わりでなく、急激に欲望を高められて果てたせいか、物足りない。
俺を未だ咥え込んだまま、彼女は唇を舐めながら自分で乳房を捏ねくり回してる。
俺の目前で行われる嬌態に、又彼女の中で勢いを取り戻す。
そんな俺を直に感じているだろうに、彼女は無造作に抜いた。その為さっきの白濁した液体が自分の衣類に付いた。
「くそっ」
彼女はソファから少し離れ、俺を見下ろしてる。
「もう一度したい?」
そう言いながら下着を取り去り、俺の顔間近でちらつかせる。
今まで嗅いだ事のない媚薬みたいな香りがする。
彼女も欲情していたのか…
ミキは俺の両肩を押さえつけ、片脚でバランスを取り、もう片方の素足で俺の内股や勃起したモノをいたぶる。
「…ふうっ」
俺の矜持を根こそぎ剥ぎ取る様な拷問が続く。
「シ・タ・イ?」
遂に俺は、目を伏せ肯いた。
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