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side 翔 「あん、あん、ああっ、んっ、んくぅ……」 「ふっ、はっ、はぁっ……」  夢なのをいいことに、というか、そんなことを忘れるくらい背後から乱暴に突きまくって、一度イッた後、驚いたことに 「足りないわ」  と言って、彼女が俺をひっくり返した。  そして自分から腰を沈めてきた。  最初は里帆が俺の上で、わざと浅く動いていたのだけど、もちろんそんなの耐えられるはずもなく、俺が上半身を起こし、彼女の腰を掴むと深く繋がった。  信じられないくらいしっかりした、温かい感触が俺を締め上げてくる。  上気している彼女の裸の身体を抱き寄せて密着した。上で激しく動く彼女の唇を夢中で奪い、白い首から胸元を舐め回し、お餅みたいな柔らかさのおっぱいを揉みしだき、先端を含む。掠れ声をあげて頭を仰け反らす彼女の首を掴んで、引き寄せ、執拗に同じことを繰り返した。 「ああんっ、いい……気持ちいい……はんっ、はあん」 「あっ……もうダメだ。で、出る」  とても夢とは思えないほど気持ち良くて、襲いくる射精感を堪えるので精一杯だった。 「ダメ……もっと頑張って……お願い」 「え……そんな……あっ、そんな無理……っつ!」  彼女の中が信じられないくらいうねり、持っていかれそうになる。
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