アフレクションネクロマンサー(下書き)

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「気にするな、何度もやってれば力も落ちるさ」 「次は頑張ろうな!!」 四散した礼人の光の紙飛行機を見た周りの大人達は励ますが、 「……ふうっ」 礼人は自分の中で張り詰めていた力を息と一緒に吐き出し、軽く開いていた手を握ると自分の力不足を実感する。 しかし、礼人は来年で高校一年生になる中学三年生、力も熟練度も大人と比べれば見劣りしてしまうのは当たり前、こればっかりは成長しなければどうにもならない問題。 時が解決してくれる問題ではあるが、本人にとってはどうしても成功させたい理由があったのだが、 「どれ、今度はワシの順番かのぉ」 「じいちゃん……」 今度は大人の中から一人の老人が前に出てくる。
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